73歳で出場 綾ケ谷の山本さん
ねんりんピック5キロ優勝
 
安佐北区可部町綾ケ谷の山本勝之さん(73)は10月5日、栃木県真岡市の井頭公園周回コースで開かれたねんりんピック栃木2014(第27回全国健康福祉祭とちぎ大会)マラソン大会の70歳代男子5`に出場。見事、優勝し、話題になっている。
 コースは日本都市公園百選の名所。都道府県代表が参加し、健脚を競った結果、20分48秒の好タイムでゴール、金メダルに輝いた。ねんりんピックの男子マラソンは60、70歳代の年代別に3、5、10`の3種目があり、山本さんは初めて5`に県代表として参加し、優勝した。60歳代の5`には3回出場し、11年前の62歳のとき、群馬県大会で優勝。記録は18分39秒だった。合わせて4回の出場で2回優勝した。
 小学校2年から陸上を始め、国鉄(現在JR)勤務途中の10年間を除いて走り続けた。福山〜広島市間の中国駅伝(郡市の部)に広島市体協の最終ランナーとして出場し、優勝したこともある。
 山本さんにとって日々が体力づくり。南原峡、文化センター、三入旧道の3コースを変えながら毎日、10`から12`のジョギングをする。「漠然と走るのではなく、平たん、上り、下りの変化に富んだコースほど力が付く。スピードを上げたり、落としたりするのがいい。夏場の走りはきついが、
あとで成果がでる」と優勝した秘けつ。
 自ら走る一方、20年前から可部小学校で毎週水曜日の放課後、4年生以上を対象にした「可部AC(アスレチック)陸上教室」で指導に当たる。現在、22人が登録し、準備体操から560b、千bの走りこみ、スタートやリレーの練習などをする。これまで参加者の中には県市や全国の陸上大会に出場し、上位の入賞者もいる。
 「走ることはスポーツの原点。子どもたち
が、すべての競技に通じる走りの魅力を知ってくれれば幸い」と山本さん。ねんりんピックの優勝メダルと表彰状を子どもたちに披露し、拍手を受けていた。
 「走っていて、ときどき足を痛めるが、おかげで風邪はひかず、病気はしない。年齢を意識して故障しない走りを心がけたい。ねんりんピックに92歳の出場者がおられ、感心した。目標はないが、健康のために、元気な限りいつまでも走りたい」と抱負を語っている。