夏の訪れ告げる「輪くぐり祭」にぎわう
両延神社で続く伝統神事
 安佐北区亀山南3丁目の両延神社で6月30日、夏到来の風物詩「輪くぐり祭」が行われ、参拝者で賑わった。
 同祭りは「夏越の大祓神事」と呼ばれ、年末の年越と6月の夏越の神事が半年ごとに行われる。夏越は神社前に氏子が作った高さ3bのカヤの輪。参拝者は輪の中を左回り、右回り、左回りと八の字に3回通り、けがれを除き、無病息災を祈った。
 本殿では百人余の参拝者が氏名を書いた人形の形をした紙を供え、末田壽夫宮司(69)が参列者と大祓詞を読み上げた。神事のあと、今回で3回目の出演の地元のオカリナグループ「樫の木」の河久保依子代表(62)=亀山9丁目=ら9人が、懐かしい童謡など10曲余を披露。神社の森に笛の音が流れた。
 末田宮司は「大祓神事は戦中、戦後中断し、復活して約40年になる。大祓えをすることで、あすからの力になれば」と話していた。小学校5年と3年生の子どもと訪れた口田5丁目の北川智子さん(42)は「実家が神社近くにあり、毎年、参拝して家族の幸せを祈願している」という。亀山南5丁目の阪井芳香さん(81)は「本格的な夏を迎え、家族が健康で元気で暮らせますよう祈った」と話し、輪をくぐった。
 輪くぐりは「カヤの輪くぐり」とも呼ばれる。輪の材料にカヤを使うのはカヤの旺盛な生命力が除災の力になるといわれ、両延神社では芸北地域で採取されたばかりの青いカヤが使われる。





 
 
 亀山南写コン 特選に伊藤さん


 2014年度亀山南写真コンテストで特選に入賞したのは亀山南2丁目の伊藤正さん(70)=写真。同コンテストでは3回入選したあとの特選。太田川河川敷に住みついたガチョウのガーちゃんが波を光らせながら静かに泳ぐ姿を美しく捕えた狙いが評価された。「屋外に出るときは必ずカメラを携え、気に入った光景を撮る」と伊藤さん。目下、クモの巣の美しさの撮影に挑戦中。


  2014年亀山南写真コンテスト 入賞作品