可部バイパス 2月8日全通
大林小と現地で祝賀行事

 安佐北区の国道54号可部バイパスの三入6丁目〜大林3丁目区間は2月8日開通する。開通に当たっての行事が決まった。
 国土交通省広島国道事務所と広島市の主催による可部バイパス開通式は午前10時から大林小学校講堂で約300人が出席して開かれる。式典のあと、11時半から大林の54号合流地点から新設のバイパス約300b入った地点で松井一實市長、柳屋勝彦広島国道事務所長、大林、三入両小学校と三入中学校の代表らがテープカットやクス球を割って開通を祝う。
 地域にとって念願の「バイパス全通」とあって、現地では安佐北高校の吹奏楽部が演奏し、大林、三入小学校児童が合唱する予定。文教女子大付属高校の和太鼓部も参加して祝賀行事を盛り上げる計画。
 一般車のバイパス通行開始は開通のイベント終了後。
 今回の開通で朝夕ラッシュ時、可部南〜大林間の所要時間はバイパス利用で現在より15分前後短縮の約10分になる見込み。
 市議で可部バイパス建設促進期成同盟の今田良治会長(66)=大林4丁目=は「可部には壁があるといわれた54号の交通渋滞。それを解消するバイパスの建設運動は父(市議)の時代を含め23年になり、全通は感慨無量。政権交代などで開通は1年遅れたが、地権者など地元では他に例を見ないほど協力的だった。渋滞の解消で地域の企業が元気になる」と期待する。
 期成同盟は、大林3丁目から北端の未着工部分1・5`が完成するまで継続する考え。
 今回の開通に先がけて三入6丁目の交差点に「三入横断歩道橋」を建設。12月27日に地域住民も参加して渡りぞめ式をして喜ばれた可部国道出張所の伊藤等所長(44)は「工事は順調に進み、開通の運びになった。北端の未着工部分は今回の開通後の交通の流れを見て判断することになる」との見通し。
 可部バイパスは国道54号の慢性的な渋滞を解消するのが目的。可部南1丁目の中島交差点〜大林町までの9・7`。1991年に着工した。今回の2・2`を合わせた開通は8・2`になる。中島交差点のバイパス直線化と付近の上下4車線化は3月末に完成の予定。