防犯ボランティア功労表彰 安佐北区で1団体、2個人
安心・安全な地域づくりに尽力

安佐北区で「安心・安全な地域」を目指して活動する防犯ボランティアの1団体と2人が表彰を受けた。防犯功労として全国表彰2、中国地方表彰1の同時受賞。関係者の喜びは大きい。
 功労団体の全国表彰は9月に東京で、個人2人の表彰状伝達式は10月31日安佐北署であり、加藤博時署長から手渡された。同署長は「皆さんは長い間、子どもの見守りや防犯活動を通して、犯罪防止や青少年の健全育成、高齢者対策に成果をあげていただき感謝しています」と述べた。
 受賞は次の通り。

 警察庁長官・全国防犯協会連合会長連名表彰
  [防犯功労団体(功労ボランティア表彰)]
  亀山南防犯パトロール隊
(代表・山口定義さん=写真・亀山南2丁目)

 2001年6月から11年間、亀山南自治会を中心に「地域の子どもは地域で守る」を目指す防犯パトロールを続けている。特に小中学校の登下校時には青色パトロールをしたり、計40人以上で見守る。毎月1日を「セーフティーワン」としてPTAと見守り・あいさつ活動を実施する。
 また、キャンプ場や河川敷などを夜間パトロール。公民館で高齢者向けの防犯教室を開き好評だ。隊発足以来、創意工夫を凝らした取り組みが評価された。隊はこれまで県警本部長、全国防犯協会連合会長表彰を受けている。
 亀山南防犯組合連合会長と瑞眺苑自治会長の山口さん(75)は「受賞は光栄で、11月26日の防犯教室で受賞を報告し、皆さんに喜んでいただいた。パトロール隊員も高齢化で人数が減っている。夏休み中の夜間パトロールなどで若い人の参加を増やしたい」と話す。9月27日に東京での全国地域安全運動中央大会で受賞した。

全国防犯協会連合会長表彰
 [防犯栄誉銅賞]
 安佐北署管内防犯組合連合会副会長・安佐地区防犯連合会長
 川村一夫さん(70)安佐町くすの木台

 89年から久地南地区で子ども見守りパトロールを開始。青色パトロールの責任者として防犯パトロールを続ける。学区社会福祉協議会長を兼ね、高齢者対象の防犯教室を開いたり老人クラブを対象に料理の献立も載せた地域安全ニュースを発行して防犯意識を高めている。
 地域安全推進指導員として先頭に立つ川村さんは「安全ニュースの発行や大きな看板の設置で振り込め詐欺の防止など防犯意識を高めている。地域は地域の人が守る意識の盛り上がりが重要」と話す。

中国管区警察局長・中国防犯連合会長連名表彰
 [防犯功労者]
 安佐北署管内防犯組合連合会副会長・可部地区防犯連合会長
 宮本昌明さん(73)可部7丁目

 99年に可部学区防犯組合連合会の理事、03年同会長に就任。地域安全推進指導員をし、青色パトロールのほか、大型スーパーで防犯キャンペーンのチラシを配ったり、地区の神社の祭礼では防犯相談所を開設。地域の安全と少年の健全育成に取り組む。
 活動は学区全域にわたる宮本さんは「中学校と連携し、登下校の声かけもする。年金支給日に銀行前での防犯ビラの配布は高齢者から好評。一つの取り組みの積み重ねが成果を生む」と強調。防犯灯の設置働きかけも活動の一環。(写真は右から加藤署長、宮本さん、川村さん、平岡県防犯連合会長=安佐北署で)