可部のサクラ名所 満開は10日ごろ
広島地方の今年のサクラ(ソメイヨシノ)の開花は平年並み、見ごろは今月7日から10日ごろの見込み。可部地区で花見のできるサクラの名所は、開放していない学校や企業を除く6カ所が知られる。いずれも植えてから30〜40年たった花盛りの木。亀山南地区では町づくり協議会が植えた315本の20世紀記念ザクラが咲き出した。町内会や近所同士の花見も高齢、核家族化で中止する所が目立つ一方、地域の人が憩う花見場所を新しく整備する自治会も。可部のサクラ名所6カ所を紹介する。写真は昨年4月10、11日に撮影。

勝木運動公園
可部町勝木。多目的広場より一段高い山手の「ピクニック広場」に約90本のサクラ。公園が出来て30年、樹木はすっかり大きくなった。公園の市指定管理者が絶えず下刈りし、手入れが行き届く新しい花見名所。満開は平地より少し遅い。
県営荒下住宅跡地
亀山南1丁目。太田川沿いの土手に13本のサクラ。約250世帯が入居していた県営住宅の住民が成人記念に年に1本植えた。住宅廃止後も元住人が花見の宴を開いていたが、最近は近所の人が中心。地元では花見場を整備する計画も。

虹山団地花見台
亀山南5丁目。団地下の斜面に40本のサクラ。県が団地を造成した40年前に植えた。一緒に作った斜面の遊歩道は、今はない。花見台では期間中、自治会のボンボリに灯が入る。8年前には自治会が後継ぎサクラの苗木を18本植えた。

亀山公民館周囲
亀山南3丁目。駐車場の周囲、一段下のゲートボール場、西の宮団地のちびっこ広場などに計17本のサクラ。ゲートボール場の角地には亀山南社協のふれあいハウスがあり、福祉の相談に応じる。花見をするときは事前の申し出が必要。

ガラスの里構内
大林2丁目。敷地の東側、地球儀広場の前に9本のサクラ。28年前の里開設時に植えた。木の下にはヴェネチア館にちなんでイタリアのヴェネチアカーニバルでかぶるマスケラ(仮面)の置物があり楽しい。営業日の開園時間内は入れる。

伊勢が坪城跡
大林町。城跡の斜面や山頂に地元園芸会社会長の玉田猛さん(88)が長い間寄贈した計約100本のサクラ。城跡保存会が20年かけて手入れし、サクラ、ヤマツツジ、フジが城跡の小山を彩る。サクラが大きくなるにつれ山の花の色が増す。