珍しい折り紙の 龍の置物
可部の遠藤さん
区民作品展に出品


安佐北区可部7丁目の遠藤芳彦さん(68)=写真=は2月9日から19日まで安佐北区民文化センターロビーで開かれた第12回やまなみ文化祭の区民作品展工芸の部に独自に考案した折り紙の置物の「龍」を出品。見学者の目を引いた。
 エトの辰年に寄せて作った龍は、すべて新聞折り込みのチラシを使用。「紙質が向く」という可部東のスーパーのB4のチラシだけで、1枚を7回折り畳んだ大きさに切り、折り紙にして1枚ずつ縦に張り合わせて行く。
 胴体は約50a。その長さまで張って行くには根気のいる作業。角はトイレットペーパーの芯、目はペットボトルを細工した。口には金色のスーパーボール。全体にニスを塗って仕上げ、製作に1年以上を要した。折り紙で作る茶びん敷きをヒントにした。「もう少し鼻が長かった方がよかったかな」と遠藤さん。
 区民作品展の出品は6年目。紙細工はオロチ、からかさ、のれん、昨年はウメとウサギを出品し、自宅に展示中。遠藤さんは「経費をかけず、チラシの有効活用で作品を作る楽しみがある。来年は巳年のヘビを」と次の作品に構想を練っている。