地域でいま 12月

安佐北区の三入東地区社会福祉協議会(石田卓司会長)は11月19、20の両日、桐陽台コミュニティセンターで「三入東学区3世代交流作品展」を開いた。
 祖父母、子供、孫の3世代が自慢の作品を展示し、交流を深めるユニークな集いで、今年7年目。核家族化で地域の連帯や家族のつながりが希薄になりがちなとき、絆を強める取り組みとして注目されている。
 会場には趣味で作った木彫りや手芸、手編み、パンフラワー、パッチワーク、ちぎり絵、染色など。習作の書や絵画、写真、川柳、陶芸、絵手紙、押し花などが並んだ。孫の小中学生は夏冬休みなどの工作や習字、絵画など。昨年を上回る114人の作品198点が会場を埋め、2日間で300人近くが訪れた。
 今年も三入東児童館は自分を描いた絵を張った共同創作「平和」の大作。桐陽台亀友会の「川柳同好会」や「むつみ会」などグループの出品も。
 石田会長(74)=住所はいずれも三入東1丁目=は「出品は初めの70点余から2・8倍になった。作品を中心に地域の人が出会い、世帯が別の家族も一堂に集まって交流する絆の場として定着した。出品者は人の特技を知り、自らの作品を見てもらい励みになる。味のある3世代の作品は後日の話題にもなる。今後も続けてほしいとの要望は強い」と地域の賛同が継続の力に。
 「サポーターズクラブはなみずき」(母親クラブ・佐々木満会長)は今年も恒例のトン汁、ポン菓子、コーヒーを来場者に提供して喜ばれた。「はなみずき」の武田美津子副会長(70)は「トン汁は2日間で300人分用意し、喜ばれた。トウモロコシのポン菓子も好評だった。3世代が召しあがる光景はほほ笑ましく、交流を支えるかいがある」と話し、自ら今年はパソコンを使った絵画を展示した。
 作品展は自治会・町内会や子ども会・青少年育成協、小中学校PTAなども後援で支援している。

祖父、長女、孫、そろって力作出品

野崎さん・井元さん家族
一家の出品は3年目。子供の家の近くに住む祖父の野崎勝男さん(68)は一昨年に一輪差しと竹トンボ、昨年が装飾を施したオカリナ。今年は図書館に通って独学で挑んだ鳥の鉛筆画。「連続出品は次の作品作りに思案する。孫2人の参加は頼もしい」と喜ぶ。長女の井元珠知代さんは昨年のネコを彫ったグラスリッツェンに続いて、今年はパンを使ったクリスマスのリース。
小学校5年の雅月さん(11)は昨年の毛糸を使ったヒヨコの誕生に次いで、今年は習字で「春夏秋冬」。うまく書けたので勝男さんが額をプレゼントした。同1年の賀要君(7)は昨年のドングリを使った迷路に次いで、今年は勝男さんの指導で木製の鉛筆立て。祖父の指導や励ましがあっての孫の作品。 



川舛さん家族
親、子供、孫の3世代が同居の川舛光明さん(76)一家は今年参加4年目。祖父の川舛さんは一昨年、高さ30aの筆掛けと太田川で拾った流木の置物。昨年は高さ60aの桐板製の茶器・茶道具入れ。今年は丹精込めて育てた菊の花5鉢を出品し、文字通り会場に花を添えた。勤めていたころ営繕の仕事した器用さを発揮。「3世代一緒に参加できるのが何より」と催しに感謝する。 長女の美貴さんは昨年のデコクラフトに次いで、今年はブリザードフラワー。「3人が思いをこめた工夫の結晶であり、いつも作りがいがある」という。
 孫の中学1年美海さん(13)は昨年に続いてデコクラフト。昨年はメモ帳2冊の表紙、今年は飾り立てにそれぞれリスを配置した。手先の器用な一家の作品が並んだ。
 
 
亀山南学区公衆衛生推進協議会(永山守会長)主催の2011年「学区緑のカーテンコンクール」の入賞者が11月、決まった。
 最優秀賞の学区自治会連絡協議会長賞は曽利光男さん(74)=亀山南5丁目・顔写真=。自宅1階の窓側を幅5・2b、高さ2・5bにわたってアサガオのつるで覆った努力作。
 曽利さんは「ポット8個に24本の苗を植えた。暑い盛りにこまめに水をやり、つるを伸ばすことに成功した。密生したおかげでクーラーはほとんど使わなかった」と言い、この夏は色とりどりの花と涼感を楽しんだ。
 各部門の入賞者は計7人。コンクールは昨年に続いて2回目。ゴーヤやアサガオのつるで緑のカーテンを作った人が、その状況を写真に撮って応募。写真を審査して賞を決めた。昨年より多い25人から58点の応募があった。
 今年新設の「アイデアによる効果部門」では、ホームセンターなどで売っている「花と野菜の土」のビニール袋を、そのままポット代わりにした節約栽培が評価された。
 永山会長は「今年も精魂込めて育てたカーテンの力作が寄せられた。特に今年は節電の夏でエコ活動に力が入り、その結果が作品に出た」と話している。
 入賞者には11月28日、亀山公民館での公衛協主催・環境講座の席上、各賞が贈られた。
 入賞写真は12月11日、安佐北区民文化センターで開かれる「あさきた元気フェスタ」でパネル展示される。
 他の入賞は次の皆さん。(敬称略)
 【学区コミュニティ交流協議会長賞】栗栖世紀子(亀山南5丁目)
 【学区公衛協会長賞】
 ▽本賞=占部毅士(亀山2丁目)
 ▽鉢植えによる効果部門賞=西田征義(亀山南4丁目)
 ▽アイデアによる効果部門賞=相良勇(同5丁目)
 ▽花も付けた効果部門賞=野崎敏昭(同4丁目)
 ▽実も付けた効果部門賞=横田進(亀山1丁目)