可部学区自主防災会
猛暑のなか避難訓練
可部学区自主防災会連合会(木谷光男会長、5400世帯・42防災会)の避難訓練は7月31日、可部4丁目の可部小学校で開かれた。
 各防災会から237人が徒歩で講堂に集合したあと、訓練に入った。安佐北消防署員の指導で消火器を使う初期消火、振動を起こす車による模擬地震体験、AED(自動体外式除細動器)を使った救急訓練のほか、区役所区政振興課職員が校庭にある防災倉庫の収納品を説明した。
 消火では火の勢いが強くてうまく消せず悪戦苦闘も。地震体験では机の下に入って身を守る方法を実地に学んだ。防災倉庫の収納品は初めて見る人が多かった。小学2年と幼稚園の子どもと参加した可部7丁目の栗栖純子さん(32)は「地震の体験やAED操作などは初めて。子どもにとって情報がない中で自分で判断するよい機会になった」と話していた。
 可部8丁目の寺田吉成さん(72)は「小学校4年の時に震度7の福井地震を体験しているので模擬地震では心臓がどきどきし、揺れの激しさを改めて体感した」という。安佐北消防署員は「熱心な参加者で内容も充実していた。訓練の体験を災害時に十分に生かしてほしい」と講評した。




自主防災会から行政への要望

中国新聞ファミリー可部編集室は、今回の「防災の日」特集に当たって7学区の防災会連合会長にアンケートへの回答をお願いした。 その中で、「行政への要望」で最も多かったのが避難場所に関するもの。「すべての避難場所がすぐわかる統一した大きな看板の設置を」「避難順路の案内板も」「特別警戒や警戒区域内に避難場所があり、早急に見直しを」など。
 また、「砂防ダムの安全性は」「自主防災に頼らない行政の姿勢を」「行政と防災会の連携を強める体制を」「土砂災害警戒区域の指定に伴う対策が皆無」「防災活動に少しでも行政の援助があれば助かる」との声もあった。

 
可部7学区の避難場所

 ※広島市消防局発行の「洪水ハザードマップ」23年度版から

 [可部南]可部南小学校、可部南児童館、広島文教女子大付属高校、広島文教女子大、県立可部高校、中島会館、中島南集会所、広島市可部福祉センター、可部ふたば幼稚園、超円寺、中屋集会所、下の浜集会所、可部東保育園、上原前集会所、上原東集会所、可部南集会所、上原生産森林組合事務所、第二東亜ハイツ集会所、上原北集会所

 [可部]安佐北区総合福祉センター、可部小学校、可部中学校、品窮寺、願船坊、勝圓寺、可部児童館、安佐北区図書館、安佐北区民文化センター、城保育園、九品寺会館、晃円寺、台中央集会所、東綾ケ谷公会堂、中電南原研修所、大野集会所、姫瀬集会所、中河内集会所、可部学区集会所

 [亀山]亀山小学校、亀山児童館、四日市会館、みどり保育園、亀山集会所、かつぎ幼稚園、行森集会所、可部運動公園管理事務所、綾西集会所、中電広島北電力所、勝木台交流会館

 [亀山南]亀山南小学校、亀山南児童館、亀山中学校、亀山南集会所、河戸自治会館、徳行寺、河戸幼稚園、誓立寺、亀山公民館、虹山幼稚園、虹山集会所、虹山会館、亀山南保育園、今井田集会所

 [三入]三入小学校、三入幼稚園、三入集会所、三入公民館、三入児童館、専隆寺、上町屋会館、東善坊、山倉集会所、南原幼稚園、南原公会堂、桐原十五区集会所、中応寺ファミリー集会所

 [三入東]三入東小学校、三入東児童館、三入中学校、県立広島北特別支援学校、市立安佐北高校、三入東幼稚園、桐陽台コミュニティーセンター、山田自治会集会所、三入東学区集会所
 
 [大林]大林小学校、元高南西小学校、大林集会所、大林保育園、桧山集会所