省エネで関心・・・「鍋帽子」作りが盛況  人交差点
「参加希望が多く、省エネへの関心の高さを感じた」と話すのは安佐北区可部6丁目、広島友の会可部最寄り(地区)代表の中村登美子さん(72)。1月14、28の両日、亀山公民館で省エネの「鍋帽子作り」講習会を開いた感想。
 最近、省エネ、CO2削減で話題になっている火から下ろした煮物の鍋にかぶせて保温する鍋帽子は婦人雑誌の読者の会、財団法人・全国友の会(東京)の登録商標。広島友の会(630人)は「エコでらくらくクッキング!魔法の鍋帽子」を合言葉に市内の3%の世帯普及を目指している。
 会員の亀山南四丁目、村雲照美さん(65)が昨年、安佐南区民センターでの講習で「手間いらず、光熱費も節約できる帽子」に感動。「ぜひ可部でも」と亀山公民館に持ちかけ可部地区の公民館では初めて講習会を開いた(下写真)。定員11人はすぐ埋まり、参加できなかった2人が見学したほど。
 講習は会員5人が指導し、1日目が持参した好みの布に型取りして縫い合わせ、2日目が綿入れをして完成した。講習はいずれも1回2時間で、今回は綿入れの段階からでなく、初めの型取りから習ったのが特徴。村雲さんは参加者によって鍋帽子がさらに広まることを期待する。
 中村さんは「昔、おばあさんがワラで編んだコモでおひつを包んで保温した智恵を生かしたのが鍋帽子で、ご存知の人は多い。秋には家計簿の講習会も開き、鍋帽子の省エネの成果を数字で表わしたい。可部地区では建築会社の展示会でも開いて好評だった。今後、若いお母さん向けに親代わりになっておやつやお弁当作りの講習会も開きたい」という。
 広島友の会は結成80周年を記念して3月12、13、14の3日間、中区大手町1丁目の県民文化センターで「家庭は簡潔に社会は豊富に〜共に生きる生活展」を開く。